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インヴィジブル・リスク(3) 
インヴィジブルリスク 3 (ダリア文庫)インヴィジブルリスク 3 (ダリア文庫)
(2010/07/13)
崎谷 はるひ



完結編。今の時代に合わせた書き下ろしもあってなかなか満足でした。

中編~短編て感じの構成で、読みやすいんだけど、実はもうちょっと「いつの間にか2人になってたバンドの経緯」がクローズアップされるかと思っていたのですが、そうじゃなかったです。ちょっと肩透かしだったな。まぁアラフォーになってる2人の書き下ろしはおもしろかったですけどね。こうくるかーと思って。

バンド全盛期~下火の現在っていう流れが、自分の経てきた時代と一致していて妙に感慨深い作品でした。といっても、全盛期にバンドに嵌ったわけではない自分なので、あくまで「時代の風」しか感じてませんが、それでもそういう空気が懐かしかったなぁ。
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やさしい傷跡 
やさしい傷跡 (幻冬舎ルチル文庫)やさしい傷跡 (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/06/15)
崎谷 はるひ



これもわりと初期の崎谷作品ですね。
でもやはり崎谷節でいっぱいですが~。
とはいえ、お布団シーンは少なめだし、読みやすかったです。

でもなんというか、、、今の崎谷さんのほうがやはり「こなれてる」印象。どこがってわけじゃないんだけど、全体の雰囲気?わたし的には今の文章構成のほうが好きかな。お布団シーンはこの作品程度でいいけど(笑)。

そろそろ本当の新作が読みたいなー。
インヴィジブルリスク(1)(2) 
INVISIBLE RISK〈1〉 (ダリア文庫)INVISIBLE RISK〈1〉 (ダリア文庫)
(2010/05/13)
崎谷 はるひ


INVISIBLE RISK〈2〉 (ダリア文庫)INVISIBLE RISK〈2〉 (ダリア文庫)
(2010/06/11)
崎谷 はるひ

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これ、ずっと読んでみたかったけど絶版で手に入らなかったので、新装版になってうれしかったです。

初期の頃の崎谷さんということですが、あちこちにはるひん節炸裂。でもかなーりおとなしめですが。まともにアンアン言ってるのって、2巻の最後のほうだけだもんなー。新鮮。

携帯がない時代だったり、(正直今は流行らない)バンドだったりが出てきて時代を感じますが、わたしはこういう崎谷さんは好きですね。来月の3巻は、いつの間にか2人になっていたバンドの事実(?)とか出てくるようなので、楽しみです。なんか、崎谷さん読んでると「BL読んでるー!」って気分になれるわ(笑)。
警視庁十三階にて 
警視庁十三階にて (キャラ文庫 す 2-14)警視庁十三階にて (キャラ文庫 す 2-14)
(2010/05/27)
春原 いずみ



春原さんはずいぶんお久しぶりに読みました。なんつっても、このタイトルに惹きつけられて!

おもしろかったですよ~。確かに普通の警察ものとは違ってまして、そういう意味でも新鮮に読みました。大人なBL、、、という雰囲気ですね。公安といってもさほどドロドロした部分がでてこなかったのも良かったかな。

個人的には陸検事が気になります。この人でスピンオフ作れると思う。てか、読みたい。
なぜ彼らは恋をしたか 
なぜ彼らは恋をしたか (キャラ文庫 し 2-19)なぜ彼らは恋をしたか (キャラ文庫 し 2-19)
(2010/05/27)
秀 香穂里



お久しぶりの秀さんですが、堅い…。まずタイトルからして堅い……。
文章が堅めなのは秀さんの特徴ですが、今回は本当に堅いっすよー。

でも仕事のできる男たちを書かせたら天下一品なのは相変わらずです。でもやっぱり全体的に堅すぎるんだよなぁ。しかも堂島がなんで緒方を好きになったのかも正直不明だし。もうちょっと柔らかくしてくれたほうが読みやすかったかな~と思います。
情熱まで遠すぎる 
情熱まで遠すぎる (幻冬舎ルチル文庫)情熱まで遠すぎる (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/02/16)
桜木 知沙子



めちゃくちゃお久しぶりの桜木さんです。
読みながら「そうそう、北海道だったー」と懐かしささえ感じましたよ。

さて、あらすじから当然「年上攻め」と思っていたのですが、、、
読みながら「あれ?」と思うところがあり(晴くんの背が高いとか)。


そしたらまさかの年下攻め!でしたわ。
びっくりーの予想外。

でも年の差がありすぎるのか「かわいい」と思うのは受けばかりなのです。年下くんはどこまでも謙虚。うーん、新鮮。

やっぱり桜木さんはやはりどことなく地に足の着いた話が落ち着きます。
羊とオオカミの理由 
羊とオオカミの理由 (幻冬舎ルチル文庫)羊とオオカミの理由 (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/03)
杉原 理生



おもしろかった……!
杉原さんでは珍しいタイプの作品だと思うんだけど(昔の作品を知らないのでそう思うだけ?)、いやいやこういうタイプの作品いけますよ!

受けが「漢」って感じの性格なのね。なんというか、天然なんだけど性格が男前。これだから年下男たちがまいっちゃうんだろうなー(一人は弟ですが)。同人誌で続き読みたいわ!

ところで弟の太一の話が読みたいです。いかにしてお兄ちゃんの前で猫を被っていたか、とか真紀とごちゃごちゃするところが。おもしろそうだと思うんですが、どうでしょうね?
不謹慎で甘い残像 
不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/02/16)
崎谷 はるひ



シリーズ3冊目。正直3冊もでるとは思ってなかった。

だって甘々のバカップルなんだもーん。

いろいろあっても、前の2冊で重いところは乗り切ってますからね。今回は2人の幸せを見せ付ける1冊だと思いました。お布団シーンはさほどなかったような気がするんですが(崎谷作品比)、でもイチャイチャしててふわふわした印象の残るストーリーだったかな。まぁ女性2人の存在感がすごくて余計そう思えたのかも。

全体的に説教くさくもなく重くもなくエロに偏ることもなく、実にバランスのいい作品だったんじゃないかな~。スパッとシリーズ完結にしたところもいいと思います。
etude 練習曲 
etude練習曲 (幻冬舎ルチル文庫)etude練習曲 (幻冬舎ルチル文庫)
(2010/01/19)
愁堂 れな



はいはい。またも恒例のバカップルですよ~~~。
今までのは、WEBやら同人誌からの再録でしたが、今回は書き下ろし。

でもどこかで読んだことがあると思うのはわたしだけ?
くっついてからは毎回同じようなことで、ぐるぐるしてる2人ですので、デジャヴュがあって当然です。ま、そこがこの話のおもしろいところですよ。つっこんだりつっこんだり噴出してみたりつっこんでみたり。

長瀬の転勤話が次に続いてるんですが、きっと今までと同じような展開になりそうな予感。
愁堂さんのシリーズは長くなると、ほんとにただダラダラ続くだけだからなー。長瀬の転勤話にキリがついたら一度シリーズを終わらせたほうがいいかもしれませんよ?

まーでもなんだかんだいいつつ、最後まで見届けるんですけどね!
音無き世界 
音無き世界 (SHYノベルス)音無き世界 (SHYノベルス)
(2010/01/28)
杉原 理生



目から鱗というか、杉原さんのベストなんじゃないかなーと思える作品でした。

杉原作品ってどこかに執着みたいなものが見える登場人物が多いのだけど、今回もさらっとしてるけどやっぱり執着してた。そして、どこか俯瞰的なんだけどやはり内面に切り込む作品。軽いようで重い。でもその重さを感じさせない文体が良かったです。

それとストーリー全体に「静けさ」を感じました。杉原さんの作品ってわりとそういうのが多い気がするけど(わたしが読んでるのだけかも)。

おもしろい!と盛り上がって言われるタイプじゃないけど、「とても素敵な作品」でした。おすすめです。