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なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… 
なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… (白泉社花丸文庫)なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… (白泉社花丸文庫)
(2010/03)
小林 典雅



実に「小林典雅」らしいタイトルですなぁ。。。笑わせる気満々?

会話のテンポとズレ方が相変わらずの典雅節。
完全に丸め込まれてるアルに「騙されてるぞー!」と教えてあげたくなります(笑)。
もうなんちゅーか、いくらなんでもそんなレッスンねぇぞ!と。

でもあとがきの「塾頭&碧海の前世」っていうのを読んで妙に納得。
そら、騙されても仕方ないわねー、みたいな。

とりあえず、これを読む前に『美男の達人』を読んで、典雅ワールドに浸ってから、こちらの作品を読むのをおすすめしたい。
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嘘と誤解は恋のせい 
嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)
(2009/08/20)
小林 典雅



お待ちしてましたー!小林典雅さんの新作!!

……あれ?読んだことありますよ、これ。

雑誌で読んだことありました。出版社が違ったので気づきませんでしたねぇ。しかも雑誌で読んだとき「イマイチ……」などと思ってました。あのときのわたしに土下座させたい!この典雅節の面白さに気づかなかっただなんて!

いや、でも今までと違うんですよね。BLっぽいんですよ。残念(え?)。
あとがきでありますが「BLを読んだ気分になっていただく!」と燃えた結果だそうです。そこ、がんばらなくてもよかったのに……と思ったのはわたしだけかしら?いや、BLなんだからいいんだけど、今ぐらいでちょうどいいっつーか。典雅節がなくなるのイヤなので、これ以上は無理しなくていいですから!と言いたくなりました。

ま、BLぽく頑張ってもそこは小林典雅さん。ぷっと笑えるところ満載で楽しいです。トンチンカンな展開と会話のオンパレード。というか、展開は普通なんだけど、そこに絡むアンケートとおせっかいな後輩思いの先輩がトンチンカン。読みながらニヤニヤ笑いが止まりませんでした。

『美男の達人』で出てきた箭内塾長がお名前だけ登場。あの時狙っていた碧海とラブラブなようで。その2人の話が読みたい!次回も期待しながらお待ちしたいと思います。
美男の達人 
 美男の達人


お、おもしろすぎる。読む人選ぶとは思うけど、わたしのツボは確実に直撃した。

BL的表現なんて最後のほうにちょこっとあるだけで、ページの大半はモテる男になるための講義です。でもこれが侮れないんですなぁ。なんつーか、耳に痛い?身に覚えがある?これってデジャヴュ?と女であっても身につまされることが多すぎて(笑)。そういう意味でもひっじょーに面白かったです。もはや実用書。これ読んどけば間違いない、みたいな。

個人的には、塾頭&碧海がどうなるか読んでみたい。塾頭のうそっぽいくどき文句が延々並んでる本も面白そうですよ?
老舗旅館に嫁に来い! 
 老舗旅館に嫁に来い!

前作から3年経ってるんですねー。といってもわたしが読んだのはついこの間なので「わーペース早いな」と思ってましたが。

相変わらずの独自路線を突っ走ってます。でもそれが味。コメディは大真面目に。今回もジューナの妙ちくりんな日本語が笑いを誘うわけですよ。えぇおもしろいんです。思わずぷっと噴き出します。でも攻めの存在がちーっと薄すぎませんか?ジューナの存在感はたっぷりあるんだけど、いかんせん柊一郎の活躍の場がほとんどない。これは「ジューナ(嫁候補)vs.父」のストーリかと思うほど。そういう意味では前作のほうがおもしろかったかな。でも独自に突っ走る独特のセンスは好きですので、次は早めにお目にかかりたいと思います。


全然ストーリーとは関係ありませんが、頁の横の余白がやけに狭いのがめちゃくちゃ気になりました。思わず他の文庫と比べてしまった。
棒投げ橋で待ってて 
棒投げ橋で待ってて

おもしろかった。そしてこの作家さんはどこへ行くんだろう……と思いました(笑)。もちろんものすごくいい意味で。ある意味キワモノなんですが、こういうタイプの人はあまりいない気がするので独自の路線を貫いて欲しいなぁ。キワモノを貫くのは文章が巧いからだと思いますし、コメディ系は会話がおもしろくないとダメですからね。そういう意味でもすごくレベルが高い。


これはアマゾンのシャレードはえぬきセットというので購入したので、小冊子がついてまして、佐川&不律のお話。こちらもおもしろかったんですがーー……。1ページ分がまるっと抜けてますよ(涙)。これは出版社に連絡したほうがいいのかなぁ。アマゾンにしても相手にもしてくれなさそうだ。