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なぜ彼らは恋をしたか 
なぜ彼らは恋をしたか (キャラ文庫 し 2-19)なぜ彼らは恋をしたか (キャラ文庫 し 2-19)
(2010/05/27)
秀 香穂里



お久しぶりの秀さんですが、堅い…。まずタイトルからして堅い……。
文章が堅めなのは秀さんの特徴ですが、今回は本当に堅いっすよー。

でも仕事のできる男たちを書かせたら天下一品なのは相変わらずです。でもやっぱり全体的に堅すぎるんだよなぁ。しかも堂島がなんで緒方を好きになったのかも正直不明だし。もうちょっと柔らかくしてくれたほうが読みやすかったかな~と思います。
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隣人には秘密がある 
隣人には秘密がある(キャラ文庫)隣人には秘密がある(キャラ文庫)
(2010/01/27)
秀香穂里



ちょっと期待値が高すぎたかもしれない、、と思ってます。
ここのところの秀作品に当たりがないことを、これ読んで思い出しました。おもしろくない訳じゃないんですが、こちらの期待と違う方向に行ってるというか。

秀さんの文章が硬いせいもあると思うのですが、ポルノ小説読んで太一がモヤモヤしてしまうところなんて、正直エロスを大して感じなかったんですよね~。いやーもっと読者にエロスを感じさせてくれるかと期待してたんですが。

そんなこんなで、イマイチ消化不良な作品でした。秀作品とのズレを実感した1冊。今後は吟味して買うことにします(今までもそうだったけどより一層そんな感じになると思う)。
桜の下の欲情 
桜の下の欲情 (キャラ文庫)桜の下の欲情 (キャラ文庫)
(2009/10/23)
秀香穂里



こりゃまたなんだか消化不良なストーリーだったな。
らしいっちゃーらしい作品なんですが、しかし読んで1週間たった今ではストーリーを思い出せません。そんな作品ですが、、、うーん。
なんというか、もうちょっといろいろ踏み込んで書いて欲しかったような?

身体から先に、というのはBLではお約束ですが、そこも突然でいきなり感たっぷりでしたので置いてけぼりになりましたねぇ。秀さんの文章は「硬質なんだけどエロシーンはけっこうたっぷりしかも突然」という印象なので、一回そこにブレを感じるとついていけなくなるんですね。

今回は、受けがぐるぐる悩んでるんだけど攻めに感化されちゃって仕事にもやる気がでる、ところがすでにわたしには理解できなかったんです。え?いきなり?みたいな。

すでに感想すら何をいいたいのかわかりませんが(^^;)、要するにエロ特化本であまり秀さんのおもしろさはでてなかったな、と思いました。
真夏の夜の御伽噺 
真夏の夜の御伽噺 (キャラ文庫)真夏の夜の御伽噺 (キャラ文庫)
(2009/06)
秀 香穂里



秀さん作品の感想も去年の12月以来。同人誌読んでるから間が開いてる気はしないんですが、やはり読みはじめに「うわー久しぶりだ、この表現」と思うところが多かったですねぇ。

表紙見て「この髪の長い人が受け?」と思っていたら逆でした。なんか珍しい感じかしら、攻めが髪が長いって。受けの子は、ちょっとうじうじしてるけど、秀さんだからめそめそばかりしてないし、攻めと出会ったことで仕事もちゃんと前向きになります。そういうとこ、秀作品らしい。

全体的に、不思議ムードで(もちろん設定も)BLとしても珍しいストーリーじゃないかなと思いました。なんか夏!って雰囲気で時節柄ピッタリでしたね。ただ個人的には、やはり秀さんは仕事にがんばってるリーマンが一番しっくりくるけどね!(受けもがんばってたけどもう一歩って感じでした)
シェフは強欲につき 
 シェフは強欲につき

秀さん読むの久しぶりすぎ。と思ってこのブログ見てみたら、前回のルビー『小説家は我が儘につき』が最後の感想でした(『他人同士』シリーズは買ってるけどまだ読んでない)。そして「~につき」シリーズは危険だよなぁと思いつつ、水名瀬さんが挿絵なので購入。

文章が「うわー秀さんだわ」という感覚。やはりちょっと堅めで特徴ありますよね。好きなんですけど、たまに萌えだけで突っ走ることがあるので、それはそれで付いていけないことも多々。今回も少し萌えに走りすぎてる傾向があるかなーと感じましたが、まぁ仕事をしてる男たちだったので許せた。仕事をしてなくてエロだけに走られると許せないんだけどね。

秀さん作品で同じようにレストランを舞台にした『我が儘な食卓』というのがありますが、それと比べると直裁なエロが多いかなぁ。でも同じように食サービスというものに関してのこだわりはたくさん詰まってましたけど。ま、要するに「仕事にこだわりのある男同士」という秀さんお得意分野ですので、おもしろかったということで。もうちょっと本に厚みがあるといいなとは思いましたが。
小説家は我が儘につき 
 小説家は我が儘につき

楽天さん、タイトルの漢字間違ってますよー(自分で修正してますが)。

さて、なんだか久々ですね?秀さん。
もちろんがっつりエロシーンが描かれてまして、秀さんらしい作品でした。同時にちょっとついていけない秀さんバージョンでもあったのですが……。

途中、受けがキレてホテルから逃走するあたりから、むずむずとお尻の座りが悪くなっていって、最後は「は~?」と。なんか受けがあっさりエロくなったのが超納得いかん!BLファンタジーといってしまえばそれまでですが、秀さんはそうじゃないはずだ!という思い込みもあるわけで。ついでに感情の動きも理解できませんでした。ルビー仕様??

こういう作品は同人誌の方がおもしろいんじゃないかなーと思いつつ読了。次回の秀さんに期待してますよ。
烈火の契り 
 烈火の契り

表紙をぴらっと捲って目に飛び込んできた扉絵。
や、やばい……どきどきしてきた……。
なんかもうわたしのど真ん中を剛速球で貫かれた感覚。
彩さん、、、どこまでもついていきます!!と心に誓ったですよ。


挿絵の話ばかりですが、ストーリーも実に好みでした。秀さんでこういう話は珍しいですよね。底に流れる感覚は『黒い愛情』とか『愛執の鎖』とかと似てる気はしますが、こちらの話はもう少し熱帯性の淫靡さがあります。ミステリ調でもありますが、そこまで本格的なものを目指されているわけでもないでしょうから、これくらいのでいいんじゃないかな~(ミステリに重きを置くよりも、淫靡さが生かされているという意味において)。

沖縄の島好きの秀さんの好みも存分に生かされた今作。仕事をするリーマンもいいけど、こういう系統もなかなかおもしろいと思いました。


ところで、彩さんってネット上のHNと違いますよね?まああまり自信はないけど(そういうの見分けるの苦手)あの方だろうか、、、とは思ってますが。
艶めく指先 
 艶めく指先

一気読み。おもしろかったです!
くちびるに銀の弾丸』を読んだ時の衝撃(大げさか?)に似てる。それくらいめちゃくちゃ秀さんらしさが出ていたと思いました。

仕事で競い合う男同士の話ではなくて、協力し合って物を作り上げていくというところがいつもの秀さん作品とは違っていて、そこもこのストーリーをおもしろくしたポイントかな。ちょっと美咲が藤居を好きになった理由が弱い気がしたけど、さほど気にならなかった。ちらりと水嶋の名前がでてくるのもむふふでした。
愛執の鎖 
愛執の鎖

昼ドラよりも怖え~~~!と思いました。
だって大石怖すぎるよ。。。

でもだからこそたっぷりとどっぷりと愛されなければ満足できない三浦にはちょうど良かったんでしょう。まさに相性。

妻の亜紀はともかく、大城がわからん。まぁ元々亜紀のことを好きだったんでしょうけど、親友だったら「恋がしたいって言ってた」とか妻に言わないよね。彼の存在だけがひたすら謎でした。

しかし土下座までしちゃうか……。ヘビーだよなあ。まあ最初からドロドロした話ってわかって読んでるからいいんだけど。
ノンフィクションで感じたい 
 ノンフィクションで感じたい

仕事面もきっちりと、ずっと好きだったのに女々しくなく、男同士対等に。秀さんの良さが出てた作品でした。仕事に生きる男を描かせたら抜群だなー。秀さんの文章って言葉遣いから硬いんですが、これは少し和らいでいたような?(それでも他の人からしたら硬いですけど)

最後のところ。洒落てるというか、こういう遊び心もいいなぁ。