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甘い運命 
甘い運命 (二見書房 シャレード文庫) (二見シャレード文庫)甘い運命 (二見書房 シャレード文庫) (二見シャレード文庫)
(2010/02/23)
高遠 琉加



『愛と混乱のレストラン』シリーズ番外編。パティシエ・一が主役です。

高遠さんはシリーズ中にあるスピンオフ的ストーリーが秀逸なんですよね(もちろんすばらしい本編があってのことです!)。これもシリーズ1巻ででてきた「いっちゃん」がメインで、やっぱりいつもの高遠作品と同じくきゅーーーとなりました。ときめきすぎて。

しかし大型犬の年下攻め。設定だけでたまらん。
湯原と海との関係なんてまさに「家族」だしさぁ。もう神戸に行っちゃうときなんて泣けた。

とりあえず「やっぱり高遠作品はすばらしい」ということを再確認した1冊でございました。まだ読んでない方は、ぜひレストランシリーズとセットでお読みください。小冊子応募忘れないようにしないと!!
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成澤准教授の最後の恋 
成澤准教授の最後の恋 (角川ルビー文庫)成澤准教授の最後の恋 (角川ルビー文庫)
(2010/01/01)
高遠 琉加



高遠さんがルビー?!と相当驚いたのですが、やはり高遠さんはどのレーベルで書いてもすばらしいですね!

准教授という設定も楽しい。教授よりもいいですよね、響きが。教授ほど年を取っておらず(別にオヤジでも全然構わないが)若くしてその地位に着く実力あり、と実に「攻め」向きの職業だと思います。

で、まぁそんなかっこよくてできる准教授(自覚もあり)が平凡な容姿の新人編集者が気になって仕方ない。いろいろ言い訳するんだけど、要するに初めての恋に落ちたわけで。まぁ案外かわいい反応するんですよね、ナルナルが(笑)。成澤の一人称なんだけど、ここらへんの感じがやっぱり文章巧いな~と思いました。

とりあえず一言で言うと、とにかくおもしろかった!高遠さんへの信頼は今年も揺るぎそうにありません。
唇にキス 舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3 
 唇にキス舌の上に愛

最後です。終わったなぁ。。。

理人が自分からちゃんと「好き」って言えるとは思わなかった。でもそれも一度、修司にちゃんと壊されたからですよね。

叶ってそういう意味で理人のことを見てたんだ!とすこし驚きました。や、まぁそういう感情があっても口には出さないんじゃないかと思っていたので。でも最後の叶の冷たさ(とまでは言えないか)に、やはり彼では理人を壊せなかったな~と実感しました。

修司は傍若無人ぽいけど、優しくてそして案外不器用な男とわかってかわいらしくさえ感じましたね。修司株一気にアップ。ただかっこいいだけの男じゃダメなんだよ!

しかし感想の書きにくい話です。高遠先生の本はだいたいそう。特に続き物。心揺さぶられるのに言葉にしにくいというかね。でも高遠琉加という作家に対する「信頼」みたいなのが自分の中にあるので、ぶれずに読める。そういう作家さんは高遠さんだけ。そこがすごいと思いますよ。
王子様には秘密がある 
 王子様には秘密がある

この表紙とわたしが思ってる高遠さんのイメージにものすごいギャップが……。しかもあらすじにはハートマーク付(超苦手)。おかげでなかなか手に取ることができずにいましたが、1月の新刊もまだ手に入らないので読んでみました。

……あれ?なんか表紙とあらすじからイメージしたのと違う。。。
中身はいつもの高遠さんらしさにあふれてました。うーん。やっぱり表紙とかあらすじって大事だよね、と。

2つ話が載ってるのも高遠さんらしい。でもあの超イヤな兄で1本書いちゃうなんて!どっからどうみても嫌なやつなのにー。ま、かわいそうな人ではあるんですがね。

とにもかくにも、美貌にあふれた王子様2人の話でした。嫌いじゃないけど、わたしが高遠さんに求めてるのは、こういうのじゃないなーと思いました。
美女と野獣と紳士 愛と混乱のレストラン2 
 美女と野獣と紳士

高遠作品には9割くらいの確率で胸をぎゅーーっとさせられてます。このシリーズも巻を追うごとになんともいえない感情がぐるぐるとしますね。

タイトルは表紙の3人そのまんま。ジビエという野趣あふれる料理と、久我&理人の関係性を絡める(想像させる)あたり、さすが高遠先生!なのです。うん、ほんとに力のない作家さんが書いたら、もっと露骨で直截な表現満載で、読んでるほうが食傷気味になっただろうな……と思ったり(えらそうですいません)。

叶さんは理人をどうみてんのかな?とそこが疑問。1巻では恋愛感情で見てるようには思えなかったんだけど、今回はちょっとわかんなくなりました。そういう想像も楽しいっちゃ楽しいですけど。

一応次で最後らしいですが、、、終わりますかね?変な急展開するくらいなら全4巻でも構わないんですけど。
ホテル・ラヴィアンローズ 
 ホテル・ラヴィアンローズ

大好きな高遠さんの新作♪
一応「青」のお話は雑誌で読んでました。「赤」のお話は気になりつつも雑誌購入を見送っただけにうれしさ倍増。

そして例のごとく、最後のお話が一番好きなのであります。高遠さん作品ってどうしてかスピンオフ的なお話が心にきゅーんとくるんだよねぇ。『楽園建造計画』も『愛と混乱のレストラン』もそう。メインディッシュもいいけどやっぱり周りに濃厚にかかってるソースが肝なのよーという感じ?

ほの暗いトーンが実に高遠さんらしくて好きなお話ですv
愛と混乱のレストラン 
 愛と混乱のレストラン

後編だけを今は亡きシャレードで読んでました。そのときは前編を読んでなかったのでピンとこなかったんですが、ちゃんと全部読めてよかったー。しかも続き物なんて知らなかったー(いや、雑誌で読んだときに「ん?」とは思ったけどね)。

雰囲気といい、構成といい『楽園建造計画』を彷彿とさせます。本編よりもスピンオフ的ないっちゃんのお話が気になるところも。シャングリラのときも屋敷&美延が暗くてだからこそ目が離せないストーリーを持ってたもんね。

全部読み終わったときに完成する世界観。そこが高遠さんの魅力なんでしょうね。続きはいつですかー!ついでに『世界の果てで~』の続きはどうなってるんでしょうかー!
溺れる戀 
 溺れる戀

2007年最後の更新です。
通常、年末はそんなに本を読む気がしないんですが今年は最後の最後にSHY NOVELSの新刊がどーんときました。そして最後の更新が大好きな高遠さんの作品で、それもすっごく良かったのでなんだか嬉しい。

今市子さんの挿絵がまた合ってた!昭和恐慌の頃という雰囲気を壊さない文章と語り口がさすが高遠さん。こういうところがたまらなく巧いと思います。

絡まる視線。いとしいとしといふこころ。
そこに理由などない。ただ惹きつけられるだけ。

そんなことを思った作品です。
そして無知もいいところですけど、この旧字体の「戀」という字が「いとしいとしというここころ」を表しているということに気付きました(遅っ)。そしてこの作品を読むと「あぁ!そういうことか!」ともっとストンと心に落ち着きます、恋という意味が。


ところで高遠さん。SHYの次作は『世界の~』の続編かも、と書いてあったので期待してたんですがー(いや、これはこれでものっすごく良かったですが)。つ、次はそうですよね?!
楽園建造計画(4) 
 楽園建造計画(4)

終わった……。高遠さんの文章に引き付けられたよ。

蝶野と三木は最後までやるのか?という疑問の前に(身も蓋もない)そもそもくっつくのかどうかってところが気になって。攻めに振り回される受け。こういう文章は高遠さんほんとに上手。で、本編ではまるで独り言のような告白で終わってしまったんですが、書き下ろしにその後が入っていたので安心した。でも何も出来てないんですが(笑)。これからも蝶野に振り回されていく三木が簡単に想像できます。

この2人よりも気になっていたのは、屋敷と美延。真っ暗なトンネルの中であがいてもがいてる2人が苦しかったなぁ。でもタイトルが「~そしてまた春」なのに救われる。10年後の再会は新たな2人のスタートですね。


高遠さんの次作が『世界の果てで待っていて』だといいなー。次SHYで書くのはこれだろうとは書いてましたが、待ち遠しいですよ。
観賞用愛人 
観賞用愛人 観賞用愛人

ひさびさの高遠さん新作。

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