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鎌倉茶寮恋物語 
 鎌倉茶寮恋物語

やはり、甫刈さんの作品はどこか作品全体の中で言葉がぽーんぽーんと飛び跳ねてる印象。先日読んだものよりは俯瞰的だなーと思いました。俯瞰的、といえば剛しいらさん。

剛作品はわたしには合わないものが多いのだけど、それは作品全体が俯瞰的で感情移入が出来ないから。甫刈さん作品もどこか俯瞰的なんだけど、でも小説全体を俯瞰しているというよりももっと近いところで、それこそ背後霊のように近いところから見ている感じでしょうか。

ただやはり、説明不足というか作者1人が納得して書いていて読者は置いてけぼりなところもあるように感じられたのが残念。味といえばそうなんだけど……。


しかし鎌倉いいっすよね。この作品も、崎谷作品の『きみと手をつないで』と並んで、わたしの鎌倉への憧れを増徴させる危険な作品ですよ。
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不機嫌なピアニスト 
 不機嫌なピアニスト

初・甫刈作品(よしながさん挿絵の『鎌倉茶寮恋物語』がずっと気になりつつも未読なので)。

文章の書き方、ストーリーの運び方に特徴あり。でもところどころ読者側を置いてけぼりな描写をするので「??」と前後を読み直したりしました。言葉遊び?

でも「??」となりつつも気になる(惹きつけられる)んですよね、会話の運び方が。ピアノの上をポーンポーンと言葉が跳ねてるイメージ。


すごく気になるし、わたしにとってどっちに転ぶかわからない作家さんなので、やはりここは『鎌倉茶寮恋物語』を読まなければ。<内容の感想を書いてないね……