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ジュテーム、カフェ・ノワール 
ジュテーム、カフェ・ノワール (Dariaコミックス)ジュテーム、カフェ・ノワール (Dariaコミックス)
(2009/07/22)
ヤマシタ トモコ



辛口です。


うーんと。とりあえず今までのヤマシタ作品の中で一番意味がわかんなかったかも。短編ばかりというのもあるのでしょうが、短すぎるんじゃない?と思わせられるものがほとんどでした。

正直「ラブ」を読みたくてBLを読んでいるし、たまにはLIKEとか友情でもいいんだけど、全部丸ごとラブがない(あったかもしれないけど曖昧だよね)っつーのは悲しいかな。

表題作のバイト2人のやりとりはおもしろくて、でも逆にそこしか印象になかったりします。全体的に「短編」すぎると思いました。ヤマシタさんって長い作品、1冊丸ごと同じ主役っていうの方が分かりやすいんじゃないかな。まぁどこまでいってもCPは逆ですが(笑)。
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深海魚は愛を歌う 
深海魚は愛を歌う (白泉社花丸文庫BLACK)深海魚は愛を歌う (白泉社花丸文庫BLACK)
(2009/05/20)
久万谷 淳



買おうかどうしようか迷いに迷ってやっと購入。
迷った理由は表紙絵。女装かー……と思って躊躇っていたんだけど、これはこの表紙絵で損をしている!と思いました。別に女装がメインのお話じゃないし。

前作よりも巧くなっている印象。周囲の人たちの描写も分かりやすかったし、真っ直ぐな作風は変わらないかな。途中、びっくりする展開もありましたが、やはりちょっと甘いかなぁストーリー展開が。大団円といえばそうだけど、都合のいい終わり方ともいえる。だからといって、おもしろくなかったわけじゃないんだけどねぇ。

そういえば、最初表紙とあらすじを見たときに「この坊ちゃんが受け?」と思ってたんだった。攻めが女装だったらおもしろかったかも~(どっかでそんな話読んだな)。ま、受けは潔い性格で男らしかったけど。

ていうかそもそも花丸ブラックで出す意味が一番わからなかったかも。こういう特に毒のない素直な作風の人は普通のレーベルで出したらいいんじゃないかなっ。
告白 
告白 (ガッシュ文庫)告白 (ガッシュ文庫)
(2009/06/27)
可南 さらさ



高校生。初々しい(のは受けだけか)。

同人誌を大幅加筆したものだそうですが、うーん。。。なんかちょっと散漫?
彼方(受)の初々しい初恋の気持ちは伝わってきたけど、所々攻め視点が入ってたりしたせいかなぁ。攻めの寒河江は要するにいじめっ子体質なんですね。でも付き合っていくうちに甘々になりそうだ。

そして彼方を襲った武藤のその後とか一切無視なあたりが杜撰だな、と。もうちょっと周囲の描写もちゃんと入れて欲しかったな。

ところで、この作品はどう考えても可南さんご本人の言う「ラブコメ」ではまったくない。「コメ」の要素がどこにあったか。この作品は、可南さんお得意の「切ない初々しい初恋」路線そのもので、これが可南さんの思ってるラブコメならば、今後コメディは書かないほうがいいかと思います。

で、この作品には他にもホモになりそうな人がちらほら。彼方の長兄×響は出来上がってるカップルだろうし、生徒会長の中園も寮を抜け出して誰に会いに行ってるのやら。ひょっとしてリンク作とかできますか?
ラブストーリーで会いましょう 
ラブストーリーで会いましょう〈上〉 (幻冬舎ルチル文庫)ラブストーリーで会いましょう〈上〉 (幻冬舎ルチル文庫)
(2009/06/16)
砂原 糖子



これ、読みたかったんですよね。でもなぜか上下巻揃って手に入れることが出来なくてあきらめていたので文庫化はうれしい。

なぜか、読み始めはなかなかストーリーの中に入っていけずにダラダラ日数が経ってしまい……。でも途中からおもしろくなってきて(上芝の正体が庭中にバレるあたり)、どんどんスピードアップ。

庭中(受)は相当の変人です。茅島氏も相当でしたが、方向性は違っても変人っぷりは同じかも。でもその変わった性格には重いトラウマが。それをトラウマと感じないところが問題なのですが、上芝(攻)と出会ってペースを崩されていくうちに、人間らしい感情を取り戻していく。なんというか、「子供の成長過程」を見守ってる感覚に陥ります。

すれ違った2人がどうお互いを想いあっていることを確認していくのか。下巻も楽しみです。
兄弟の事情 
兄弟の事情 (新書館ディアプラス文庫)兄弟の事情 (新書館ディアプラス文庫)
(2009/07/10)
渡海 奈穂



おもしろかったですー。こんなにさくさく読めてすっきりと「おもしろかった」といえる渡海作品ははじめてかも。今までもおもしろかったけど、初めてWEB作品を読んだときのようなスカッとした感じは商業誌では初体験。

とりあえず和臣はとんでもねぇ奴です。紬里に手を出したのも最初は面白半分だったとかさぁー。でも嫌いじゃないキャラなんですよね、和臣。あくまでBLとしてみればですけど、こういうだらしない奴がメロメロになるのがいいんですよね!

しかしくっついた後も紬里はどこまでも健気だし、和臣は暴君のままでした。「好きな子を泣かせる」典型的いじめっ子体質の次男でした。長男と茜の恋もうまくいったら、この家はなんだかんだで安泰ですね。
征服者は貴公子に跪く 
征服者は貴公子に跪く (新書館ディアプラス文庫)征服者は貴公子に跪く (新書館ディアプラス文庫)
(2009/07/10)
いつき 朔夜



もう1冊のほうが延期に延期を重ねているせいでお久しぶりのいつきさん。予想外の外国もの。っていうかタイトル聞いた時点で中世?とか思っていたので現代ものだってことだけでも驚きだったんですけどね。

榎田さんの『ビューティフル・プア』と設定似てるよねっていうのが最初の印象。おもしろかったんですけど、わたしの期待したものとはちょっと違ったかなぁ。読んでる最中、今までのきゅーんとした感情を感じなかったんですよね~。巧いことは巧いんだけど、トキメキっていうのはなかったかな。攻めも受けも恋に臆病で、そういう描写はさすがのいつきさんなんだけど。って言いながら、やっぱりお互いを思いあう2人にはキュンとしたんですが。

どっちかというとヘルムートとハンナがいい味だしてたな~。次はいよいよ延期してた作品ですね。わくわくして待ってます!
2009年4月~6月ベスト 
4月から6月のベスト作品。小説は5作品なら迷いなく決められたけど、6位から10位の作品選びにはちょっと困りました。コミックスは厳選5作品でどれも萌えまくりで楽しい思いをさせていただきました!


【小説】
1.唇にキス舌の上に愛~愛と混乱のレストラン3
2.流星シロップ
3.茅島氏の優雅な生活(1)~(3)
4.恋愛犯
5.朝から朝まで
6.花嫁はマリッジブルー
6.花嫁は今夜もブルー
8.交渉人は振り返る
9.未完成
10.吸血鬼と愉快な仲間たち(4)

1位と2位は迷ったけど、やっぱり3作通して面白かった高遠作品に。読んだ凪良作品(1冊のみ未読)は全部ランクイン。やはり最初に読んだ『恋愛犯』のインパクトは強かったです。


【コミックス】
1.純情(3)
2.社長と秘書 愛の証明
3.セブンデイズFRIDAY-SUNDAY
4.窮鼠はチーズの夢を見る/俎上の鯉は二度跳ねる
5.憂鬱な朝(1)

ひょうた作品は萌え方が違う!2位から4位は甲乙つけがたく迷いましたが、萌え度で決めました。
たかが恋だろ 
たかが恋だろ (ミリオンコミックス  Hertz Series 61)たかが恋だろ (ミリオンコミックス Hertz Series 61)
(2009/07/03)
英田 サキ山田 ユギ



カテゴリはあえて山田ユギさんで。
豪華なタッグで楽しみにしてました。もちろん期待は裏切られなかったですよ。

キャラの職業とかもろ英田さんでしたけど、ちょっとコミカルな雰囲気とかはユギさんぽい。特に子供キャラは英田さんじゃないよな~と思いました。

ただどうしてこの2人なんだろうという疑問もある。英田さんはコミカライズされなくても十分におもしろいからあえて漫画じゃなくても~と思う。もちろんユギさんもそうで、ストーリーテラーなのに原作付き?という不思議さ。

漫画として十分に面白くて、ユギさんでなければ出せないコミカルさは堪能しましたが、あえてこの作品は英田さんの小説版を読みたいなぁと思いました。

なんとなく、英田×山田で「おもしろさ2倍」じゃなくて「足して2で割った」感じなのが惜しいんだな。
真夏の夜の御伽噺 
真夏の夜の御伽噺 (キャラ文庫)真夏の夜の御伽噺 (キャラ文庫)
(2009/06)
秀 香穂里



秀さん作品の感想も去年の12月以来。同人誌読んでるから間が開いてる気はしないんですが、やはり読みはじめに「うわー久しぶりだ、この表現」と思うところが多かったですねぇ。

表紙見て「この髪の長い人が受け?」と思っていたら逆でした。なんか珍しい感じかしら、攻めが髪が長いって。受けの子は、ちょっとうじうじしてるけど、秀さんだからめそめそばかりしてないし、攻めと出会ったことで仕事もちゃんと前向きになります。そういうとこ、秀作品らしい。

全体的に、不思議ムードで(もちろん設定も)BLとしても珍しいストーリーじゃないかなと思いました。なんか夏!って雰囲気で時節柄ピッタリでしたね。ただ個人的には、やはり秀さんは仕事にがんばってるリーマンが一番しっくりくるけどね!(受けもがんばってたけどもう一歩って感じでした)
真音(1) 
真音〈1〉 (リンクスロマンス)真音〈1〉 (リンクスロマンス)
(2009/05)
谷崎 泉



1話だけ雑誌で読んでいて、そのときから気になっていた作品。ただ谷崎さんって絶対シリーズが長くなるので、そこに躊躇いを覚えてます。

とにかくまだまだ序章なんですよね。全体の背景が見えてこないし、まずは主要人物の紹介、みたいな1巻です。進藤がなんで少年院に入っていたのかとか、富樫や槙原もいまいちわかりにくい。とにかく、だんだんと近づいていく富樫×進藤、槙原、サメの距離感を楽しむ章なのかな。とにかく先が長そうな作品ですよ……。

しかし、進藤が富樫よりも槙原ばかりを気にしてるところがちょっと気になったり。精神的な三角関係形成か?!

谷崎さんの話は、視点が頻繁に変わるので読みにくい印象があるんだけど、今回はさほど気になりませんでした。巻が進んだらどうなるかわかりませんが。
わが愛しのドクター 
わが愛しのドクター (キャラコミックス)わが愛しのドクター (キャラコミックス)
(2009/06/25)
木下 けい子



意外や、木下さんの初Charaコミックスだそうです。テイストはすっごく合ってる気がしたから意外でした。

ドクターって医者じゃなくて博士のほうなんですね。実際読むまで勘違いしてました(作家買いなので粗筋は読まない)。30過ぎてるとは思えない可愛らしいドクター。しかし3日同じパンツを履いても平気なボンヤリさんでした~。一ノ瀬くんがいないと人間じゃなくなってるね!

クラウスが非常にいい味だしてまして、彼にはこれからも2人を見守って欲しいと思います。でも一ノ瀬くんが想いを遂げるのはいったいいつのことやら……。ドクターのお世話をしてなんとなく報われてない彼が不憫……(笑)。

朝チュンすらない健全な漫画でしたが、実に癒し効果がある作品です。しかしこれをBLといっていいのかどうか、判断に迷うところですね。
かくも強引な彼に俺は 
かくも強引な彼に俺は (リンクスロマンス)かくも強引な彼に俺は (リンクスロマンス)
(2009/06)
義月 粧子



表題作は雑誌で読んでいた。でもどう考えても表紙の絵の攻めはイメージじゃない。わたしの読んだ話と違うのか?いやいや粗筋は合っていたしどういうこと?

そんな感じで買ってみたものの、朝南さんの絵以外は「やっぱりな~」という感想。つーか表紙はリンク作のほうの攻めにするなんて飛び道具じゃん!と思いました。

ストーリーはね、はっきり言えばおもしろくねぇ。といっても、どちらも途中まではおもしろいんです。恋の駆け引きのドキドキがあるのに、途中からオイオイという展開なんですね。大体表題作もなんか中途半端な終わり方で、リンク作挟む前にもうちょっとちゃんと書け!と思いました。

リンク作のほうも最後は思いっきり駆け足で、そんな中途半端なら1冊丸まる書けばいいのにという感想しかでてこなかったわ。第一、ドSとMが出会っちゃって~みたいな展開にまったくついていけませんでした。

大体、義月さん作品は同人誌?って言いたくなる作品が多いのだけど、今回は特に自分の萌えだけで書いたんだろうな~というのがよくわかりました。展開が同人誌から抜け出してないんだよね~。とっても残念で勿体無いと思いますよ?
15センチメートル未満の恋 
15センチメートル未満の恋 (新書館ディアプラス文庫)15センチメートル未満の恋 (新書館ディアプラス文庫)
(2009/06/10)
砂原 糖子

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4日もかかって読みました。面白かったんですけど、あまりにイロモノなので、スムーズに物語の中に入っていけなかったんです。

砂原さんが言うほどディアプラスの中じゃエロ多いほうとは思えないんだけど?いまやディアプラスでも結構出てきますよ、お布団シーン。今回もそうですが、さほどエロいとは思いませんでした。

むしろ、いきなりエロに突入することに違和感が。ちっちゃい雪見を裸に剥いて云々もそうだし、夢から覚めたあと(っていうかほんとに夢オチだということにびっくりした)のいきなりにも驚くし。まぁ伏木野の性格では仕方ないのかもしれませんけど。BLファンタジーもあるしね。


砂原さんのディアプラス作品の中では面白かったほうだとは思うのだけど、やっぱりどちらかというとルチルのほうが好きかなぁ。もっとセンシティブな作品を読みたいです。