FC2ブログ
君こそ僕の絶対 
君こそ僕の絶対
君こそ僕の絶対

あま~~いっ!!
好きこそ恋の絶対』の続編。さらに甘々ラブラブな2人になっておりますー。

高城の双子の弟(二卵性なので似てない)登場。後書きでは最初からそういう設定だったとか。兄のカミングアウトに衝撃を受け、相手を突き止めてやるーと仕事にかこつけて上京。何かと真二(攻)に突っかかります。が、なにせあの真二なので脱力して諦める(笑)要するにブラコンなんだな。この弟くんの話も読みたい。もちろんほもで。

真二がさらにわんこ攻めになっていて笑えました。高城もなーんかかわいらしくなっちゃって!真二のことがかわいいんだろうなーと思える台詞がちりばめられてましたね。

奈良さんの挿絵も素晴らしく、やはり絵と文章の相性は大事だなと思いました。高城の青筋がかわいい。

ところできっとこの作品はコメディーなんですよね?!
「すみません。夢中になりすぎました」
 真二はベッドに正座し、やりすぎたことを謝る。
「かまへん。お前はよう頑張った」

↑の台詞に大爆笑ですよ。ここ最近の台詞の中では最高のヒットです!
 
『君こそ僕の絶対』 
PING:
BLOG NAME
君こそ僕の絶対
 いおかいつき/奈良千春
  幻冬舎ルチル文庫 2006.03
「しゃあないやろ。こんな馬鹿でかい男のことを、
 かわいい、いや違うな、愛おしいと思てしもたんやから」
『好きこそ恋の絶対』続編。前作は短いながらも、高城のパンチの効いたキャラクタと馬鹿正直でまっすぐな諏訪内の組み合わせが面白く、とても気に入っていたので、続きが出ると知って発売を楽しみに待っていました。
今回は新しいキャラが登場しています。いおかさんご本人のなかでは最初からその設定だと決まっていたそうで、高城の双子の弟が大阪から上京してきました。名前は、高城優弥。地元の大阪にある弁護士事務所で新米弁護士をしています。
ガタイがよくてお人好しな刑事の諏訪内真二と、一見クールビューティだが中身にギャップが隠れている検事の高城幹弥は、ある事件をきっかけに恋人同士になったが、立場上、つきあっていることは秘密にしている。仕事に関しては厳しい年上の恋人も、めろめろに懐いている諏訪内の前では気をゆるして本音の関西弁がとびだす。忙しい仕事の合間を縫っての逢瀬、二人は甘い時間を過ごしていた。
ある日、横浜で起こった殺人事件の被疑者が大阪在住の青年であったことから、大阪の弁護士がやってきた。その遣り手弁護士についてきた新米弁護士に、初対面から敵意に満ちた態度を取られた諏訪内は面食らう。しかも、その男は高城の双子の弟・優弥で、兄の恋人を品定めするためにやってきたのだ。
男の恋人なんて認めない、とばかりに突っかかる優弥に戸惑う諏訪内だが、持ち前の前向きな実直さで高城の家族に認めてもらいたいと思う…。
あらすじを全く確認しないまま読み始めたので、優弥が登場したときにあ、弟なんだと思ったんですが、双子とは。ちなみに二卵性なので外見は似ていません。優弥はあとがきにある通り「完璧な兄にコンプレックスを持つ弟」という役どころですが、高城自身ははたして完璧かどうか(笑) 経歴だけを見れば非の打ち所がないエリートですが、横浜へ来たのはそもそも大阪でセクハラされて相手を殴り飛ばしたからでしたし、仕事用の冷徹な顔の下に、けっこう熱血で激情家の一面も持っています。高城本人が後々、話し合いの場で優弥に向けて、兄としては「ええカッコ」していたいと言う。優弥に見えている完璧さは、ちょっと頑張ってるええカッコしい、なわけで。それをさらっと言ってしまえるところに、弟に対する信頼があると思う。口では何だかんだと喧嘩しているようなことを言いながら、それもやっぱり家族の気安さなんでしょう。
諏訪内の馬鹿正直でまっすぐな気持ちが伝わって、優弥は呆れながら反対することをやめて帰っていきます。前回は高城のびっくり箱のようなキャラクタが魅力的だと感じましたが、本作では諏訪内ってやっぱり大物だと感じました。なにげに同僚の刑事に恋人が同性だと漏らしたり、てらいもなく本心を明かしたり。25歳ともなればそれなりに世間ずれもすると思うんですが、彼に限ってはまったくもってきれいな人柄で。無自覚の度量の広さや強さが、高城にとっても周囲――殺伐としがちな職場――にとっても、得難い宝なんだと思うんです。
ストーリーは一つの殺人事件の捜査に沿って進み、こちらの真相は大掛かりなものではありませんが、深刻すぎず軽薄すぎず。これくらいの本にはぴったりのボリュームです。ただ、やはり人ひとり亡くなっていることですから、やりきれなさはありますが…。
事件のことはさておいて。本作の見所は、諏訪内と高城のラブラブっぷりです。前作の二割増しどころか二倍増しといってもいいかもしれない。そういうシーンのサービス具合というよりも、二人の会話のそこここに甘さがたっぷり含まれています。もちろん、サービスシーンも色々と場所を変えて見せてくださっています。お風呂からベッドまで運ぶときにずっとあの状態だったわけですが、それって現実にできるものなんでしょうか。
今回最もツボにはまった会話は、次のやりとり。
「疲れた」
 高城はベッドに両手を広げて投げ出す。
「すみません。夢中になりすぎました」
 真二はベッドに正座し、やりすぎたことを謝る。
「かまへん。お前はよう頑張った」
やっぱり諏訪内には正座が似合うと思うんです。忠犬っぽくて(笑)
諏訪内はヘタレ犬攻めですよね。でも他人とはテンポが違っておっとりしているけれど肝腎な部分はしっかり自分をもっているし、懐が広い。自分の気持ちにまっすぐなだけなのだけど、それが周囲をきちんと幸せにするだけの心配りを自然に持てる人間です。だから高城はこの年下の男がかわいくてしょうがないんでしょうね。諏訪内が高城に夢中であるのと同じくらい、高城もまた諏訪内に惚れていることがよくわかります。
前作の挿絵でもチャリをぶっとばしてやってきた激しい高城サンが見られましたが、今回もスジ立ってますよ兄ちゃん(笑) 奈良さんの美しい色っぽい挿絵も魅力的ですが、同じくらい素に戻った様子も素敵です。
………。高城弟のコンプレックスの塊みたいな気持ちにずかずか踏み込んで、あの取り澄ましたような顔を崩させてみたい、と思うのは、私だけ? もちろん、相手は男性で…(笑)
 
秋月さん、初めまして。
コメント&TBありがとうございます!
この作品は前作もそうでしたが、面白い台詞がそこかしこに出てきて、思わず「ぷっ」と噴出してしまいます。そうそう「ちょっと頑張りすぎただけや」というのも確かに可笑しかったですね。そうか。「頑張る」ものなんですね、彼にとっては(笑)
刑事と検事の組み合わせの割りにたいした事件は起こりませんが、それだけにほのぼのとした雰囲気が取り巻く作品で、読んでいるとにこにこと笑顔になれる幸せな本だなーと思います(^^
 
mahorobaさん、初めまして。
同じところで爆笑されてるのでTBさせていただきました。
>「かまへん。お前はよう頑張った」
やっぱり気になりますよね、このセリフ(笑)
本の最初のほう、39ページの2行目に、「ちょっと頑張りすぎただけや」というセリフがあるんですよ。
高城にとっては「頑張る」ものなんだなあと、妙におかしかったです(笑)
secret

trackback url
http://bba3rd.blog116.fc2.com/tb.php/154-a8415736