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牛泥棒 
 牛泥棒

一気に読んでしまいました。こういう木原さんは大歓迎!
まず木原作品は"読む前に躊躇い、手にとって躊躇い、泣きながら読む"みたいなイメージがあります。実際痛くて読めない作品も多い中、この作品とか吸血鬼とかは異色。まあ木原作品は異色が多すぎるんですが、意味合いがちょっと違うんですよね。

徳馬のいじらしさが堪りません。まさに明治の男。褌とか雄蕊とか出てくるものや言い回しが時代背景をしっかり描いていてそこも好感持てました。木原さん得意の執着系といえばそうなんだけど、お互いの気持ちがしっかりと通じ合ってるのでラブラブでしたね。ズキズキした木原さんは苦手なので、こんな雰囲気は大好きです。

人ならざるものが見えたりして、全体の雰囲気と読後のほんわり感が畠中恵さんのしゃばけシリーズを思い出させました。
 
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