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三希堂奇譚 
 三希堂奇譚

めちゃめちゃお久しぶりの佐倉さん!これ、たぶん雑誌で読んだことあるな~と思いつつ買いました。でもあんまり記憶になかったから、別のお話だったのかな?

エセ中華風世界。イメージとしては香港かな。表題作は美しくはかなげな健気受けが印象的。『月と茉莉花』と同じような受けですが、元男娼ってところが違います。「好き」って言えたことで、思っていることを口に出してもいいんだと思えた翡翠。幸せになれよ!と思いました。ただ、いまいち輝耀が分かり辛いんですよね。どうして翡翠を連れ帰ったのか、とか最後の過去話『うたかたの恋』を読まないとわかりにくいってところがマイナス。邪眼っていう結構大事なポイントもさほど生かされてるように思えなかったので、全体的にもうひとつ足りない感じがしました。

その点、輝耀の友人・桂芳の話のほうが短くてもはっきりしていてわかりやすかった。ありがちパターンですが、たぶん佐倉さんもこちらのほうがすらすら書けちゃったんじゃないかな~と推察。

とりあえず、いろいろ惜しくてもう一歩という印象です。ハッピーエンドであるし、エセ中華風ってところはとても好みなんだけどね~。
 
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