先週読み終わってたのだけど、なかなか感想を書けませんでした。時間が無いのもあったけど、なんと書いていいのか迷ったので。。。
うーんと。とりあえずBLじゃないですよね。
篠塚義兄の話が出ると分かったとき「えー?!まさか義兄までホモになっちゃいます?」と思った反面、「彼の孤独を癒せるならそれでもいいか」とも思いました。
でもどちらも違ってました。彼は一人で生きていくことを自らの意思で選択し、己の道を定めたのだな、と重く受け止めました。江波に心を動かされたのは事実でしょうし、彼が男でもいいという人なら江波と生きていくことを選んだのかもしれません。でもそうじゃなかった。
篠塚が何を考えているのか、それが知りたかった「エス」シリーズファンとしては、とても満足のいくスピンオフのお話だった。椎葉と宗近のその後も垣間見れたしね(宗近は完全に尻に敷かれていた)。納得のシリーズ最終章でした。